私は中学校から大学卒業までずっとバスケットボールをやっていました。因みにサッカーと野球はほとんどやったことありません(;^_^
中学生の時はSLAM DUNKの影響でカッコつけてばかりいました。
高校の時は真面目に取り組んだつもりでしたが試合に出ることはありませんでした。
大学の時はお酒とアルバイトと麻雀ばかりでバスケ(と勉強)をやった記憶がありません。
そんないい加減な私が今の場所にいるのは、それでもバスケットボールを通じて繋がった縁です。
前職を辞めて一緒に独立しようと誘ってくれたのは大学時代のバスケサークルの後輩のカントクですし、お店を出す時に何の信用もない私にお金を貸してくれたのは高校時代のバスケ部の同期です。当店の壁面の赤い富士山の絵を描いてくれたのも高校のバスケ部の後輩です。
そして、最初に貼った写真の方々も大学時代のバスケサークルの先輩方です。
当時は鬼のようにお酒を飲まされ、底知れぬ憎しみを抱いていましたが、卒業後も不思議な縁で繋がって、20年以上経ってもまだ後輩の事を案じ、お店に飲みに来てくださっています。
こういった縁は決して偶然の産物ではないと私は考えます。
きっかけは偶然かも知れません。ですが、最初に生まれたその微かな縁の原型のようなものを少しずつ少しずつ太く長いものに紡いでいくのは自分の意思と弛まぬ努力です。縁は一朝一夕に成立するものではありません。
今も毎日の営業の中で、微かな縁がいくつもいくつも生まれています。
その細い線を見逃さずに、これからも実りある縁を沢山結んでいきたいと思います。