殺人的な暑さが続いていますね。
こう暑くて、お盆・夏休み・コロナという世間の空気を考えると自宅から一歩も出たくない気持ちが分かります。
若い時は「夏をアグレッシブに攻めないと!」と生き急いでいましたが、今では「命を守るためになるべく生体活動を控えよう」というモードに入っています。
自分の経験上、例年8月の15日前後をピークに気温は下がっていくのでそれまではひたすら防御です。
昨日も休みだったので、薄暗い部屋で毛布にくるまってじっと体育座りをしていました。
その時に母からの天啓が降りたのです。「本を読んで教養を付けなさい」と。
そうなんです。私はもともと文学青年だったんですね。銀杏の木の下でランボオの詩集を読むような。そういう設定を忘れていました。
外に出れない(出たくない)、お金を使いたくない、時間はあるなら本を読めばいいじゃない。
なので、運命の一冊を探しに東京で一番広いとされている池袋のジュンク堂書店に行って来ました。
夏真っ盛りの池袋の街には暑さにも関わらず人が溢れかえっていましたね。私もその一員ですが。
ジュンク堂ビルの地下1階から9階まで、3時間かけて隅々まで歩き回って(途中2回トイレに行った)、ようやく選んだのがこの本です。
冒頭、6ページにわたって物語の舞台であるオランという町についての細かい描写があるのですが、そこで眠くなって寝てしまいました…。
果たして夏が終わるまでに読了できるのか?!
続報に乞うご期待…?
今日も素敵な出会い、新しい発見がありますように。
皆様のご来店をお待ちしております。