1月某日
遠くまで食べに行けないので、近場でどこか面白いお店は無いかな?
それなら東京のご当地焼きそばを探してみましょう!
「東京」「ご当地焼きそば」と検索すると、意外にたくさんヒットしました。
おおっ!どうやら世間は空前の『焼きそば』ブームらしいぞ!
その中の一つ、「東村山の黒焼きそば」なるものが、見た目や地理的要因から行くべしと私のゴーストが囁いてきたので行ってみることにしました。
天気予報は雪だけどいかざぁ!
中華料理 ぼん天 東村山店
あっ!東村山駅で『志村けんの木』見るの忘れた!
店内は結構広くて、席数は130ほど。
12時ごろお店に入ったのですが、家族で食べに来ている方がほとんどでテーブル席が6割ほど埋まっていました。
ソロ客用のカウンター席もありましたのでそこに座りました。
おい!どこにも黒焼きそばなんて書いてないぞ!
ここにでっかくあるがな!
ここで『東村山黒焼きそば』とはいったどんなものなのか?という疑問に答えます。
焼きそばの一種で、東京都東村山市で販売されているご当地グルメである。イカ墨と鹿児島特産の日本酒「黒酒」、さらに様々な香辛料をブレンドした「黒」ソースをベースとした焼きそば。Wikiより
ちなみにこの「黒酒」というのは味醂的なポジションの調味料です。でも黒くない。
つまりソースが決め手であって、麵や具材は各店舗の工夫ができるということね。
トッピング等は無いということで、普通の東村山焼きそばを注文しました。餃子とビールも…と考えましたが焼きそばに集中したかったのでそれは控えました。
マツコと5分。
なんと言うことでしょう。
とてもとても美味しいのです。
まず驚いたのはその麺のコシでした。
喜多方ラーメンや佐野ラーメンの麺のような独特の縮れのある平打ち麺がもっちりもちもちと焼きあがっており、そこに黒ソースがとても上手く絡んでいます。
黒ソースの味は甘くもなく辛くもなく酸味がそれほどある訳でもなく…こう書くと特徴が無いように聞こえるかも知れませんが、バランスの取れたウスターソースがきちんとその存在を主張しています。
麺とソースのバランスがとても良い。因みにイカ墨の風味は全く感じません。
具材がたくさんあるのも嬉しい!
豚肉、キャベツ、もやし、人参、玉ねぎ、ニラ…中華料理店だけあって丁寧にカットされた食材が元気よく入っています。
これが税込み770円で食べられるとは…私が目指してきた焼きそばとはいったい何だったのか…
見た目と味のギャップのサプライズも良い演出ですね。あの見た目からこの味はちょっと想像できません。
期待以上の逸品に出会えて大変幸せな時間を過ごすことができました。30分も歩いた甲斐があったってもんです。
でもやっぱり量が多すぎる…グググ…
その後
食べ終わった後、私はふと思いつきました。