文字で「鬼乙女」と打つだけでテンションが上がりますね。何故でしょうか。
さて、今日ご紹介するお酒は大村屋酒造さんのお酒『鬼乙女 幸』です。
先日もご紹介した鬼乙女シリーズの秋のお酒です。
一般的に秋のお酒は「ひやおろし」と言いまして、お酒が造られてからしばらくの間寝かせておいたものになります。
そうすることによって口当たりの角が取れて丸みのある優しくスッキリとした上品な味わいに転ぶのが特徴です。
◇
こちらの『鬼乙女 幸』ですが、最初に口に含んだ時のインプレッションはこんな感じです。
『なんちゅうもんを呑ませてくれたんや… なんちゅうもんを…』
白桃の如くうっとりとする上立ち香に始まり、落ち着いたお米のやさしい旨味が気持ちよく広がっていきます。
ちなみに使われているお米は静岡県酒造好適米『誉富士』100%。まさにしぞ~か オブ 静岡。
ほんのりなめらか甘味から非常に練られた深い味わいに変化する様が気持ちよく、「幸あれ」とお酒の神様である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)が仰せになっているかのような仕上がり。
後味のキレもすっきりポン。飲み飽きせず、当店の中途半端な料理の味もしっかり引き立ててくれる逸品でございます。
こんなお酒が夜待っていたら毎日の仕事が楽しいだろうな~と思います。日本酒バンザイ!ガンダムバンダイ!
季節限定の品ですので、なくなれば早々に次に飲める機会はありません。
是非静岡の、大井川の秋の味をご堪能下さい。
今日も素敵な出会い、新しい発見がありますように。
皆様のご来店をお待ちしております。