最近改めて“言葉”に気を遣うようになりました。
お客様に接する時の言葉の選び方、日本酒の味の表現の仕方、ブログでの文章。
実を言わなくても分かるかも知れませんが私は言葉を使うのがとても苦手です。
学生時代一番成績が悪かったのは国語でした。
では、なぜ自分は言葉づかいがヘタなのか? 理由は簡単でした。それは物事の表層しか見ていないからでした。どんな人にも歴史人格がある、お酒にも造り人の想いがこもっている、世の中森羅万象何かしらの縁がある。そのような背景を理解せず、その場を耳触りの良い言葉で取り繕うだけではやはり軽く響かないもの。振り返れば私の人生はその繰り返しでした。43歳にして初めて気づいた単純な真実に私は随分落ち込みました。
ということでただ今絶賛言葉を勉強中です。
会話に妙な間があったり、斜め上の発言があっても私なりに努力している最中だと優しく解釈して頂ければ幸いです。決して邪なことを考えているのではありません。済みません。先に謝っておきます。あ、これも打算的ですね。反省。
つまり―まとめると―『文章も日本酒におけるお米も磨けば磨くほど素晴らしくなる』ということでしょうか。
今日も素敵な出会い、新しい発見がありますように。
皆様のご来店をお待ちしております。