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歴史の道標

昨日はお休みを頂いて、プロント秋葉原店さんにお伺いしました。

「なぜこのタイミングで秋葉原のプロントに行くのか?」

それはこちらのお店が東京における清水エスパルスサポーターの聖地であり、本日25日で閉店してしまうからです。

当店も清水エスパルスを応援していますが、プロントさんの方が大大大先輩であり、積み重ねた歴史の重さは桁違いです。

それほどのお店にもかかわらず、実は私今回が初訪問。今までご挨拶に伺わねば…と思いつつ、なかなかタイミングが合わずな状況でした。言い訳

落ち着いた雰囲気の店内にはエスパルスユニフォームやオレンジ色のグッズが飾ってあります。

プロントと言えば大手のチェーン店で、レギュレーションもそれなりに厳しいと思うのですが、ここは王国清水が守られていました。

この場所で数々の熱狂が巻き起こり、歓喜に包まれ、悲劇が襲い、奇跡が生まれたのだ…という想いに浸ると『なんでもっと早く来れなかったのか』と今更後悔する自分がいました。

店長の神さんは以前に当店にお越しになられたことがあり、こんな私のことも憶えていてくださいました。

これまでのこと、今の飲食店経営の厳しさ、エスパルスへの気持ちを語られました。

多くのお店の終焉を目の当たりにしてきましたが、どのお店にも必ず関わってきた人たちの残留思念というか“心”が積もっています。

閉店するということは物理的な場所が無くなるだけではありません。そういった長い時間をかけてたい積した思いも消失してしまいます。ここももう少ししたら、これまでたくさん蓄えてきたその心が霧散してしまうのです。その決定不可避な事実が私を悲しい気持ちにさせます。

私は神さんに「お疲れ様でした。」と言いました。

一見客である私が伝えられる言葉はこんなことしかありません。

それでも「ありがとうございます。」と笑顔で返してくださったことに感謝します。

私が滞在していたそんなに長くない時間の中でも、常連さんが入れ替わり立ち替わり訪れ、別れを惜しんでいました。

秋葉原の街はこんな時なのに、こんな時だからこそ、クリスマスを楽しもうとする人たちで溢れかえっていましたが、ここだけはまるで違う惑星じゃないかと思うくらい空気が違っていました。

2020年もあと一週間。

振り返りたくもないことばかりあった一年でしたが、昨日、秋葉原プロントさんに行けたことはずっと忘れないでしょう。

ありがとうございました。

 

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